ゲーム専用のスマートフォンを目指すRazerの取り組みは、今のところまだ不発だ。しかし、モバイルゲームはいよいよますますビッグビジネスになり、AppleやGoogleなどの大手も機会をうかがっている。
アクセサリーは長年同社の稼ぎ頭だったから、今回のArctech(アークテック)のような製品は同社にとって、iPhone 11レースに参加する一番容易な方法だっただろう。この製品は、ゲームのような苛酷な使い方をするとき電話器本体の過熱を防ぐスマートフォンケースだ。
この製品はRazerが特許を持つThermaphene(サーマフェン)がマイクロファイバー製の裏地にサンドウィッチされ、またケースの外皮は多孔状になっていて熱を逃がす。同社は、こう説明している。
Thermapheneは熱伝導性のある素材で、熱を放散する。同じ形のケースと比較したところ、Razer Arctechケースは他製品より摂氏6度低い温度を維持した。
このケースには「スリム」と「プロ」の2つのバージョンがあり、後者は、高度3mからの落下に耐える保護能力がある。同社のRazer Phone 2との同日ローンチについて、Arctechはアップルの新しいiPhone用の製品だからと区別している。スリムは30ドル(約3230円)、プロは40ドル(約4300円)で、どちらも本日から入手できる。
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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa)