日本のインターネットサービス企業Rakutenが今日(米国時間2/18)、ヨーロッパで初の研究開発センターをパリに開設した。楽天のグローバルな研究開発センターはこれが三つめで、Rakuten Institute of Technologyと名づけられている。
あと二つは、東京(40名)とニューヨーク(10名)だ。パリのR&Dセンターは、ここのビッグデータグループを併合し、パリ支社が計20名の社員を新たに抱えることになる。
一週間前にRakutenは、メッセージングアプリのViberを9億ドルで買収すると発表し、それは同社が“世界一のインターネットサービス企業になるため”、とされた。
Rakutenの発表声明によると、パリのR&Dセンターは、データ分析、不正行為の検出、リコメンデーションシステム、画像処理、ユーザインタフェイス、そして“eコマースにおけるオンラインからオフラインへの遷移”など、“グローバルなeコマース産業の発展を支援する”研究開発プロジェクトに注力する。
RakutenのCEO Hiroshi Mikitaniは、プレスリリースで次のように述べている:
“弊社のグローバルな目的は、小売企業や商業者がオンラインで販売できるようにすることであり、そしてそのために弊社は、オンライン、モバイル、ソーシャルなどあらゆる購買チャネルにおいて、消費者のWeb閲覧や買い物行動に合わせる努力をする必要がある。弊社がグローバルな研究チームのサイズを大きくするのはそのためであり、それによってeコマースにおける今後の大きな展開を、弊社のサポートにより市場にもたらすことができる、と考えている。”
画像: Flickr/lakbaydiwa PASANKRUS; CC BY 2.0のライセンスによる。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))