Rubicon Global、医療業界のゴミ収集にも参入

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企業のゴミ廃棄とリサイクルの経費節減を助ける会社、Rubicon Globalが、医療業界に参入する。

Rubiconは、企業と地域のゴミ運送業者をオンライン入札システムでつなぎ、リサイクルを増やすなどの方法で経費を減らすのを手伝う。

共同ファウンダー・CEOのNate Morrisはこのアプローチを、廃棄物処理に年間100億ドルを費していると言われている医療業界に持ち込むことに大きな可能性を見た。Rubiconが新市場に参入する方法を、彼はこう説明する、「当社は多くの専門家に囲まれており、これはこの業界では極めて異例だ」。

彼曰く、廃棄物処理会社は通常「ワンサイズでおまかせのアプローチ」を取っているが、Rubiconはテクノロジー(最近初のCTOを雇った)と「手厚い対応」を組み合わせている。「われわれは、それぞれの分野、それぞれの業界で最優秀な精鋭と手を結んできた」と彼は付け加えた。
今回のケースでは、同社は昨年J. Michael Jonesを医学的持続可能性担当ディレクターとして雇った。Jonesは医療業界出身で、最近ではHealth Trust Purchasing Groupで臨床教育・持続可能性担当ディレクターを務めていた。

Jonesは、Rubicon Globalモデルは医療業界にうまく溶け込むだろう、特に「病院から出てくるものの大部分」は他の企業のゴミと殆ど変わらないからと言う。同時に、病院はあらゆる分野で「データ駆動」(「することすべてが測定される」)が進む中、ゴミ廃棄〈だけ〉は、「未だに穴を掘っては埋めるを繰り返す時代遅れのモデルを使っている」と言った。

「一般に病院というところは、経費がいくらかかるか以外、ゴミ処理に関して何も考えていない」と彼は言った。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook

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TechCrunch Japan

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