SBI損保、LINEで写真と位置情報を送るだけで事故報告が完了する新サービス

SBI損害保険(以下、SBI損保)はメッセージアプリ「LINE」のトーク上で事故受付を完了できる新サービスを1月17日より開始した。トーク画面上に表示される「自動車事故LINE受付」というボタンをタップし、損害状況を移した写真とスマホから取得した位置情報を送るだけで事故報告が完了する。

事故を起こした直後の電話では、気が動転して事故状況や現在位置を的確に伝えることができないこともある。一方、今回の新サービスでは、ユーザーが普段から見慣れたUI上で写真と位置情報を送るだけでいいので、より正確な情報をスピーディーに伝達することが可能だ。それを考えると、このサービスはユーザーにとってはもちろん、SBI損保にとってもメリットが大きいサービスと言えるだろう。

SBI損保は2017年12月にLINE公式アカウントを開設。同社はこれまでにも、LINEで自動車保険証券や車検証などをアップロードするだけで保険料の見積もりがとれる「カンタン見積もり」を提供してきた。

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TechCrunch Japan

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