HRTechサービスの開発・展開を行うHAB&Co.(ハブアンドコー)は9月24日、第三者割当増資として資金調達を実施したと発表した。調達額は非公開。引受先は、豊和銀行とフューチャーベンチャーキャピタルが設立した「ほうわ創業・事業承継支援ファンド」(正式名: ほうわ創業・事業承継支援投資事業有限責任組合)。なお同ファンドは2020年6月に設立しており、HAB&Co.はその第1号投資企業となっている。
HAB&Co.は、HRTech/SaaSの自社サービス事業、有料職業紹介事業、就職・移住相談が可能なコミュニティスペースの運営管理、UI/UX領域を中心としたクライアントワーク事業を展開。調達した資金は、サービスの拡大、機能開発・向上、組織強化に利用する。
2020年8月にローンチした「SHIRAHA WORK -シラハワーク-」は、ハローワーク活用企業が有する「求人番号」を入力するだけで自社独自の採用サイトを構築できる日本初のサービス。AI技術とハローワーク求人・求職情報提供サービスのAPIを活用し、既出の求人情報を取得・一部活用することで、ノーコードでのサイト構築を実現。一般的なサイト制作と比べ、所用時間を90%以上削減、数十〜百万円単位でのコストカットが可能としている。