スタートアップの王道を進んで今でも急カーブで成長が続いているSlackは昨晩(米国時間2/8)、本誌Crunchieコンペの「最高速成長賞」をぶん取り、授賞式に登場した。あらゆるスタートアップの中でいちばん、社員の多様化(diversity)が進んでいると自称するSlackは、その授賞式のステージに、4人の黒人女性の技術者を送り込んだ(上図)。女性もたくさんいます、非白人もたくさんいます、という誇示である。
「最高速成長賞」を受け取ったSlack社員は、Erika Bakerだ(右端)。同社は、「積極的多様化賞」でも二位だった。授賞式のあと楽屋で4人の女性全員に話を聞いたが(下のビデオ)、みんな、自分たちがステージに出たことが、コンピュータ技術者を志望する女性やマイノリティーが増えるきっかけになればいいが、という意味のことを述べた。