Slackの中から友だちなどに簡単に支払いができるボットをLydiaがローンチ

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LydiaとSlackの二つは、ぼく自身も実際に使っている楽しいアプリだ。今度この二人のあいだに子どもが生まれたから、さらに嬉しいね。

Lydiaはフランスのペイメント(payment, 支払い)アプリで、ステルスのCookiesみたいに、ヨーロッパのためのVenmoのようなもの。友だちとのあいだで簡単にお金の送受ができ、しかも料金はかからない。もちろん、現金を使うよりもずっと便利だ

それが、Slackに統合されてSlackボットになった。このボットをSlackにインストールすると、そいつはアットメンション@xyz〜〜をモニタして、ユーザーがお金を送ろうとしていることを理解する。

たとえば、

“あそこのバーガーを楽しんでくれたかな。@jordanと@mattはそれぞれぼくに€10借りができたよ。cc @lydia。”

なんて書くと、JordanとMattは支払いの確認を求める通知を受け取る。それを確認して受け入れたら、彼らはあなたに€20を返す。

彼らがLydiaのユーザーでなかったら、クレジットカードで支払いができるところのリンクを受け取る。そのWebページで、クレジットカードの情報を入力すればよい。逆に金をもらう方がLydiaのユーザーでないときは、IBANを教えて銀行に振り込んでもらえばよい。

フランスの中小企業の場合は、このやり方がとても便利だ。昼食代の立て替えやそのほかの費用を、簡単に払える。銀行のWebサイトに、わざわざアクセスする必要がない。Slackの上でLydiaを@すれば、すぐに支払いを送れる。

これは、Lydiaにとっては正しい方向性だ。Lydia自身が良いアプリであるだけでなく、Slackのようなほかのアプリに、支払い機能を統合できる。APIが公開されれば、このようなLydiaの利用がヨーロッパ各国にたちまち広まるだろう。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))