上場間近と噂されているSlackが、自らの好調ぶりを誇示するかのように、昨年の数字の一部を公表した。
そのブログ記事によると、現在の同社の各日アクティブユーザー(daily active users, DAU)数は1000万で、5月の800万から増加した。ユーザーはシリコンバレーのテクノロジー企業だけではなくて、DAUの半分以上がアメリカ以外からだ。
有料ユーザーの数のアップデートはなかったが、昨年5月の発表では300万だった。企業ユーザーの数は85000で、前年比で50%増加した。最近の2年間の同社の大きな課題が、大企業ユーザーの獲得だったが、今ではFortune 100社のうち65社がSlackを使っており、かなりの成功だ。
その新しいロゴは奇妙だったが、ユーザーから見てSlackは、安定成長を続けているようだ。最近The Informationに載った同社の財務状況によると、2019年の売上予想は6億4000万ドル、バランスシート上の現金保有額は9億ドルだ。
同社のこの前の評価額は、70億ドルを超えていた。
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