Spotifyは独自プレーヤー「Mighty」と緩やかに連携するなど、さらなる多様化の道を進もうとしている。そして今度は、独自のハードウェアを作ろうとしている。
上のデバイス「Car Thing」は、一般消費者向けのデバイスではない。Spofityはこれにより、サービス購読者の車内での音楽の聞き方を調査するのだ。音声コントロールが可能なCar Thingは、米国の招待されたSpotify Premiumユーザーの一部に提供される。
シガーソケットに差し込んで使うこのCar Thingは、ユーザーによるパブリックベータテストの始まりに過ぎないようだ。Spotifyは「我々は将来、似たような音声特化のテストを行うかもしれない」と説明している。「だから、Voice ThingやHome Thingのことを聞いても驚かないでほしい」
The Vergeによれば、テストは数週間中には開始される予定だ。Spotifyはこれらのテストについての議論を公開することで、独自ハードウェアに関する噂に応えようとしているのかもしれない。今後このようなプロダクトが車載向け、あるいは家庭向けに登場するのかどうか、見守ってみよう。
[原文へ]
(翻訳:塚本直樹 Twitter)