TechCrunch Tokyoに英国発チャレンジャーバンク、Revolutの登壇が決定

11月14日と15日に渋谷ヒカリエで開催する、日本最大級のスタートアップとテクノロジーの祭典、TechCrunch Tokyo。本日は英国発のチャレンジャーバンクRevolut(レボリュート)でGrowth担当バイスプレジデントを務めるHannes Graah(ハネス・グレー)氏の登壇が決定したことをお知らせしたい。

Revolutは、クレディ・スイスならびにドイツ銀行のインベストメントバンカー出身のNik Storonsky氏とVlad Yatsenko氏により、「既存の大銀行のデジタル代替」を目指すべく2015年7月に設立された、フィンテック領域のスタートアップだ。設立当初より、「銀行間為替レートで海外決済および送金ができることを強みに、顧客からの支持を獲得した」という同社。現在は、欧州全体で700万人以上の顧客に決済確認、予算管理、貯蓄機能、P2P決済などといったシームレスなサービスを提供する。Index Ventures、Ribbit Capital、Balderton Capital、DST Globalなどのベンチャーキャピタル企業から累計で約3億4000万ドル(約372億円)の資金を調達している。最近では、10月に「Visaを発行パートナーとして採用し国際展開を加速化する」ことを発表している。

  1. B91A3399-Edit

  2. Standard Card_3

  3. virtual card_1

そして、RevolutのGrowth担当バイスプレジデントであるGraah氏は、音楽ストリーミングのSpotifyにて8年間、上級幹部として同社の成功を牽引した経歴のある人物だ。2013年から2016年には、Spotifyの日本代表取締役として、日本法人立ち上げからサービスローンチまで、ビジネス全体を指揮。同社の世界展開の加速に尽力した。その後、同氏は2019年初頭にRevolutにジョイン。現在の使命は「世界中の人々により良いファイナンシャルマネジメントをもたらす」こと。

日本ではKyashなどがチャレンジャーバンク領域に挑戦している。そして「日本でも近日中にサービス開始を予定している」と発表しているRevolut。同社は日本市場をどのように見ているのか、また、サービスインした場合、日本ユーザーにどのような利益をもたらすのか、詳細を聞きたいと思っている。

現在発売中のTechCrunch Tokyo 2019のチケットは後述のとおり。

  • 2日間の通し券「一般チケット」(4万5000円)
  • 学生向けの「学割チケット」(1万8000円)
  • 設立3年未満のスタートアップ企業の関係者向けの「スタートアップチケット」(1万8000円)
  • 5人以上の団体向けの「団体チケット」(2万円×5枚以上)
  • 専用の観覧エリアや専用の打ち合わせスペースを利用できる「VIPチケット」(10万円)

チケット購入はこちらから

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。