TeslaのModel Y、2020年までに量産開始

TeslaのCEO、Elon Muskが2015年から折に触れて言及してきた同社のSUVタイプの電気自動車Model Yは、2020年末までに量産が始まる見込みだ。同社が水曜日、株主への文書で明らかにした。

TeslaはまだModel Yのプロトタイプを披露していないが、今年Model Yの機械J設備の設置を開始する予定だ。他のモデルと異なり、Model Yはおそらくネバダ州にあるTeslaの大工場“ギガファクトリー”で生産される、とMuskは投資家向けの収支報告で述べた。

MuskはModel Yについて強気の姿勢で、販売台数は新Model 3を上回る、と予想している。

Teslaはまた、Model Y生産ラインのコストは、カリフォルニア・フリーモントにあるModel 3の生産ラインのものよりずいぶん低くなると見込んでいる。というのも、Model YはModel 3と同じプラットフォームで作られ、部品の75%は同じものだからだ。

そして、Model Yの生産スピードは早いだろう、ともTeslaは予言している。

ギガファクトリーでのModel Y生産は、Teslaの執行リスクと、ネバダからModel 3が組み立てられているカリフォルニアへとパーツを移送するコストを低減させる、とMuskは話した。

「今年はTeslaにとって間違いなくエキサイティングな年になる」とTeslaは投資家への文書で述べている。「Model 3はグローバルな商品となり、持続的に収益が上がるようになり、上海に新たに設置するギガファクトリーで車の生産が始まる。そしてModel Y生産設備の準備を開始する」。

イメージクレジット: Tesla

原文へ 翻訳:Mizoguchi)

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TechCrunch Japan

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