こちらを見ればわかるが、WordPress向けのTwitterプラグインはすでに山のように出まわっている。
ところがローンチ以来9年もたつというのに、TwitterはWordPressとTwitterの連携を図るプラグインを作らなかった。それが今日(米国時間2/25)やっと変わった。
TechCrunchの読者であればWordpressとTwitterがどんなものか知っていると思うのでその説明は省く。
WordPressプラグインのデフォールトの機能は以下のとおり。
- WordPressを利用して作成された記事内に、その記事についてワンクリックでツイートできるボタンを設置する
- 記事内へのツイートのエンベッドのカスタマイズ。サイトのデザインに合わせてカラースキームを変更できる。また「明るい」、「暗い」を選択できる
- Twitterで記事を共有する際にTwitter Cardsを自動的に作成
- 記事内にフォローボタンを設置する
- WordPressブログについてTwitterで広告キャンペーンを行っている場合、コンバージョン結果をモニタする
もし読者がすでにサードパーティーのWordPressプラグインを利用している場合、公式プラグインには特にメリットを感じないかもしれない。それどころかこの公式プラグインよりずっと多機能なプラグインも存在する。
一見したところ、今回の公式プラグインに欠けていると感じる機能の一つは、WordPressブログ内への運営者のTwitterフィードのエンベッド、少なくとも最近の何回かのツイートのエンベッドだ。個別のツイートはもちろんエンベッドできるが、フィードのエンベッドはできないようだ。すくなくともTwitter側からの説明はない。フィードのエンベッドはサードパーティーのWordPressプラグインでもっとも人気のある機能の一つだ。
とはいえ、この公式プラグインで基本的な連携はできるし、インストールも簡単だ。公式プラグインなら、便利に使っていたがある日突然運用を停止されて慌てるなどということはない。
公式プラグインのダウンロードはこちらから。WordPressによると、初日ですでに15万8000回のダウンロードがあったという。
画像: Bryce Durbin
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(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)