TwitterがBret Taylorを取締役に迎えることとなったとアナウンスした。
Taylorは、ソーシャル・ネットワーク系スタートアップであるFriendFeedを創設したメンバーとしてもっとも有名だろう。2009年にはFriendFeedを買収したFacebookのチーフ・テクノロジー・オフィサーに就任した。その3年後にはFacebookの職を辞し、モバイル向けワードプロセッサーQuipの共同ファウンダー兼CEOとなった。
News!: @btaylor is joining the Twitter Board! Bret brings world class experience, insight, & thoughtfulness around building social services.
— Jack (@jack) July 5, 2016
「Taylor氏は、2016年以降に投入するコンシューマープロダクトや種々のテクノロジー面で、新たな視点からの仕事をしてくれるだろうと考えています」と、Twitter社で取締役会のチェアマンを務めるOmid Kordestaniは述べている。「ファイナンス、メディア関連、アントレプレナー部門で人材を確保しつつありますが、Taylor氏の獲得はこの人材獲得戦略の一貫としてのものです」。
Kordestaniが言うように、Twitterは昨年にJack DorseyがCEO復帰を遂げて以来、新たなボードメンバーを加えてきている。Kordestani自身も、昨年の10月からの新任でもある。他にはイギリスのインターネット系のアントレプレナーであるMartha Lane FoxおよびPepsiのCFOであったHugh Johnstonの着任は4月にアナウンスされているし、それに続いて5月にはBET(Black Entertainment Television)のCEOであるDebra Leeの取締役就任をアナウンスしている。
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(翻訳:Maeda, H)