Twitter、未読まとめ機能の「While You Were Away」を正式に運用開始

Twitterが「While You Were Away」の機能を公式にスタートした。見逃した大事なツイートを再生してくれる機能だ。まずはiOS版に搭載され、そしてAndroid版やウェブ版にも間もな実装されることになっている。

この機能は昨年11月にプレビュー版が発表され、12月に一部利用者に対し公開されていた。

Twitterのブログ記事には次のような記述がある。曰く「While You Were Awayは、まさにその名の通りの機能を持つものです。しばらくぶりにアプリケーションを開いた際、見逃してしまった”best tweets”をトップにまとめて表示するものです」とのこと。

見ていないうちにいろいろなことが起こるものです。アプリケーションを最後に立ち上げた時間などから判断して、きっと見逃してしまっているであろう「ベスト」ツイートを表示します。直近の出来事を確認するために、ときどきTwitterを立ち上げるという人には、まさにそのために役立つまとめが多く表示されることとなります。既に頻繁にTwitterをご利用いただいている方には、このまとめ表示はあまり行われないことになります。

この機能については、以前から疑問の声があり、そしてもちろん公式リリースとなった今回も不満の声があがっている。Twitterの「新しい順」の記事表示が乱されてしまうと考える人もいるわけで、不満があるのも当然のことだろう。気になっている現在の出来事についてのツイートを見る前に、過去記事から読めと強制されるような実装形式であることに注文を付ける人も多い。

ただし、個人的にはなかなか面白い機能だと感じている。エンゲージメント率を高める機能があるのかどうかはわからない。しかし、数時間おきないし、もう少し長めのギャップをとってアクセスするときに感じる「どれくらい遡って読まなくちゃいけないんだろうか」とか「わかんなくなっちゃった」というようなストレスを軽減してくれるのではないかと思うのだ。「すごく面白いツイートを思いついたけれど、夜中で誰も読んでくれないから朝まで待とう」なんてことを考える必要もなくなるのかもしれない。

ときに迷惑にも感じられる「In case you missed it!」という押し付けがましいツイートが減るなら、それだけでも有益なのではないかとも思うのだ。

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(翻訳:Maeda, H


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TechCrunch Japan

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