Twitterのバグで、タイムラインに一見ランダムなリツイートが表示される

数多くのTwitterユーザーが、フォローしていないユーザーのリツイートがタイムラインに表示されると苦情を訴えている。幸いこの問題は、一部の人が恐れていたTwitterの新しいアルゴリズムや推奨システムに関係するものではなかった。実際には、Androidユーザーに起きたバグがリツイートの「ソーシャルプルーフ」タグを誤って付加したためだたっ。

そのタグは、ユーザーが既にフォロー〈している〉人のうち誰がその投稿をリツイートしたかを知らせるものだ。

同社によると、ソーシャルプルーフタグが誤っていたために、Androidユーザーは見知らぬ人がリツイートしたかと思われるツイートを見ることになった。

Above: some example complaints

Twitterによると、表示されたリツイートは、実際にはユーザーが〈知っている人〉のツイートだったが、ソーシャルプルーフタグが誤っていたために、そうではないように見えた。エンジニアらは問題を認識し現在修正作業をしている。このバグは数日間生きていたこともTwitterは認めた。

同社の@TwitterSupportアカウントは、この問題に関する質問にまだ返信していないため、一部のユーザーを混乱させている可能性がある。

そもそもTwitterは、余分かと思われる情報をタイムラインに流すことで知られている。たとえば、自分をフォローしているユーザーの多くが別のTwitterユーザーをフォローしたことを知らせる投稿とか、何人かが同じリンクをシェアしていることを知らせる投稿などだ。しかし、その場合でもネットワーク内の行動であり、メインフィードにランダムなリツイートが流れるようなことはない。

バグが修正されるまでの間、ランダムなリツイートかのようなコンテンツが表示されるのを見たくない人は、ツイートの右の下向き矢印をタップして、この種のコンテンツを減らしてほしい旨をTwitterに伝えることができる。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。