UberとLyftが正式に電動キックスクーターのシェアリング事業認可取得に名乗りをあげた。両社を含む計11社がサンフランシスコでの電動キックスクーターシェアリングサービスに申し込んだ。しかし、これは1年の試験プログラムで、市当局は5社にのみ事業を認可する。
Uberはコメントを拒否したが、同社が4月に2億ドルで買収した自転車シェアリングスタートアップのJUMPを通して申し込んだ。もし、電動キックスクーターシェアリングの認可を得られれば、そのサービスはUberのアプリに統合され、UberのCEO、Dara Khosrowshahiが描く、充実したマルチ交通手段プラットフォームというビジョンに近づく。
またLyftはTechCrunchに対して申請したことは認めたものの、詳細についてはノーコメントとした。SFMTA(サンフランシスコ市営鉄道)が明らかにした申請企業の一覧は以下の通りだ。
1 Bird
2 CycleHop
3 JUMP via Uber
4 Lime
5 Lyft
6 ofo
7 Razor(そう、あのRazorだ)
8 Ridecell
9 Scoot
10 Skip
11 Spin
12 USSCooter
今回、サンフランシスコ市が認可制を導入したのは、BirdとLime、Spinが3月に許可を得ずに同市で電動キックスクーター事業を展開したことがきっかけだ。6月4日に施行された新条例では、企業はサンフランシスコ市では認可なしに電動キックスクーター事業を展開することはできないと定めている。SFMTAは今月末までに認可についての結果を各企業に知らせるとしている。
サンフランシスコ市の電動キックスクーター条例についての詳しい情報は、私が以前書いた記事をチェックしてほしい。
Image Credits: Getty Images
[原文へ]
(翻訳:Mizoguchi)