Uber Eatsが友人に食事を送る手間を削減する新共有機能、受け取り主が配達状況を把握可能に

Uber Eats(ウーバーイーツ)は、ユーザーが友人や家族、同僚に食事を送ったり、詳細を共有して配達状況を簡単に追跡できる新機能を導入する。

Uber Eatsのユーザーは以前から、友人に食事を注文して送ることができた。しかしこれまでは、注文者が注文状況を追跡し、受け取り主にその情報を提供する必要があった。今回の新機能では、食事を受け取る人が自分のスマートフォンで配達状況を追跡できる。

ロールアウトの一環としてUber はStarbucks(スターバックス)と提携し、米国時間5月6日の水曜日には「#SendACup」というハッシュタグで、米国のユーザーが友人にプレゼントを送ることを奨励するためのキャンペーンを開始した。

この機能は、配車サービス事業の大幅な落ち込みにもかかわらず、新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックの間、食事の配達に対する需要の高まりを利用しようとするUberの最新の取り組みだ。一方、企業顧客向けプラットフォームのUber for Businessは先月、在宅勤務者の増加による需要の急増に対応するため、Eatsサービスを20カ国以上に拡大した。

このような需要があるにもかかわらず、Eats部門は損失を被っている。オンデマンドフードサービス部門は5月4日、チェコ、エジプト、ホンジュラス、ルーマニア、サウジアラビア、ウルグアイ、およびウクライナから撤退すると発表した。また、アラブ首長国連邦(UAE)でのUber Eats事業を、中東を中心に展開する完全子会社のCareemへと移管する計画も発表した。そのわずか1日後、Careemは従業員を31%削減すると発表した。

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(翻訳:塚本直樹 Twitter

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TechCrunch Japan

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