2019年は「5G通信イヤー」になるとされているが、その実現にはネットワークと端末の両方が必要だ。そんな中、米キャリアのVerizon(ベライゾン)は5G通信サービスを20都市で2019年中に開始し、さらにGalaxy S10 5Gの予約スタートも発表した。
5G通信サービスが提供されるのはアトランタ、ボストン、シャーロット、シンシナティ、クリーブランド、コロンブス、ダラス、デモイン、デンバー、デトロイト、ヒューストン、インディアナポリス、カンザスシティ、リトルロック、メンフィス、フェニックス、プロビンス、サンディアゴ、ソルトレイクシティ、ワシントンDCなど、全米の幅広い地域におよぶ。これらの都市は、今月から一部地域で5G通信サービスが開始されたミネアポリスとシカゴに続くことになる。
そしてGalaxy S10 5Gは、Samsung(サムスン)によって今年発表された2機種の5G対応スマートフォンのうちの1つだ。もう1つは折り畳みスマートフォン「Galaxy Fold」の5Gバージョンだが、こちらはベースモデルのディスプレイ問題を解決する必要があるだろう。さらに、5Gバージョンの次期Galaxy Noteに関する噂もある。
Galaxy S10 5Gは256GBモデルが1300ドル(約14万5000円)、512GBモデルが1400ドル(約15万6000円)にて販売される。これは、Galaxy Foldの1980ドル(約22万円)に比べればだいぶ安い。5Gモデルは、しばらくの間は1000ドル(約11万1000円)を超えるだろうが、キャリアとの契約による割引もあるだろう。なおプレミアムバージョンとなるGalaxy S10 5Gは、5G通信の電力を賄うために、より大容量のバッテリーを搭載している。
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(翻訳:塚本直樹 Twitter)