WeWork Japanは8月30日、11月に兵庫県神戸市での初拠点となる「WeWork三宮プラザEast」を開設することを明らかにした。
これに合わせて、神戸市と共同でビジネス支援プログラムを創設する。さまざまな事業形態や規模のビジネスの神戸進出を促進し、神戸市内での成長支援を目指す。
具体的には、拡大を含む新規オフィスの開設、もしくは東京や海外など市外から移転する企業のうち、以下の3項目のいずれかを満たす企業について、神戸市と連携して資金面で支援していく。対象となる企業は、1年から3年の契約期間においてWeWorkメンバーシップ料金の優待と神戸市の補助金を合わせ、通常のメンバーシップ料金と比べ最大55%差し引かれた金額にて入居できる。
スタートアップ向け支援
WeWork三宮プラザEastを拠点に、神戸市内での新規オフィスや支社の開設、またはオフィス拡大するスタートアップ企業
企業向け支援
WeWork三宮プラザEastを拠点に、本社機能、または関西最大規模の地方拠点機能、事業拠点機能を置く企業
外国・外資系企業支援
WeWork三宮プラザEastを拠点に、神戸市内に事業所を開設する外国・外資系企業
プログラム要件は以下のとおり。
- プログラム期間:2019年9月1日〜2021年8月31日
- 要件・資格:スタートアップ企業、本社機能あるいは関西最大規模の拠点を置く企業。外国・外資系企業
- 支援内容:神戸市(一部兵庫県を含む)は、賃貸料など(WeWorkのメンバーシップ料金に含まれる)に使える補助金を提供。WeWorkは、入居開始からメンバーシップ料金を優待するプラン(契約期間によって異なる)を提供
- 審査:あり(神戸市・兵庫県が実施)
また同日、神戸市はWeWork丸の内北口拠点内に神戸市丸の内北口オフィスを開設した。丸ノ内の拠点には、チーフ・エバンジェリスト2名と東京事務所の都市プロモーション担当 2名の計4名が常駐する。
詳細は追って追記する。