MicrosoftでWindows 10のチームをひっぱるメンバーの一人Gabriel Aulが今日(米国時間12/9)、このオペレーティングシステムの今のビルドのセキュリティアップデートはOfficeをインストールしているユーザには適用されない、と発表した。
すなわちWindows 10のビルド9879のユーザは、セキュリティフィックスをインストールしたければ、Officeをアンインストールし、あとで再インストールしなければならないかもしれない。Aul自身がツイートで、Officeがインストールされていたらセキュリティアップデートのインストールは失敗する、と述べている:
詳しい技術的な説明はここにある。Officeがあっても無事な場合もあるので、最初はそのままやってみよう。そしてだめなら、Aulの言うとおりにしよう。
Windows 10はMicrosoftにとってこれまでの延長線上にはない新しいプロジェクトだ。だから、早くからいろんな情報を公開しながら、外部からのアドバイスも早期から求めて開発してきた。コードの発表も早くて、頻繁だった。しかしそれでも問題がある。だから上記のような問題も意外ではないし、それほど困難な問題でもない。今のMicrosoftの、開発のペースを物語っているだけだ。
Microsoftは今年はもうWindows 10の新しいビルドをリリースしないが、小さなアップデートはありえるだろう。Windows 10は、そのヴィジョンどおりに完成したら、どんなスクリーンサイズにも、フォームファクタにも、Microsoftのどのアプリケーション環境にも対応する。Windows 10の消費者向けバージョンは1月に出るから、入力切り替えの詳細などはそのとき分かるだろう。
今のところは、Windows 10を使ってる人は、(ぼくもこの原稿をWindows 10の上で書いてるけど)、最新のセキュリティアップデートをしたければ、ビルド番号をチェックして確認しよう。
おっと、誰かGabeに教えてやって。今は、1/4じゃなくて1/と書くのがクールなんだよ。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))