今日(米国時間4/16)、Yahooは3人の新たな取締役候補者を発表した。その中でももっとも興味深いのは誰あろう、Yahooの共同創業者、David Filoだ。
Filoと同時に候補者として挙げられたのは有力証券会社、Charles Schwab Corporationのファウンダー、会長のCharles Schwab、Walmartの元CEOのH. Lee Scott, Jr.だ。
CEOのMarissa Mayerが現在Yahooを検索とポータルの初心に立ち返らせようと努力していることを考えると、Filoの取締役任命は大いにうなずける。それに対してSchwabに対するMayerの推薦の辞は「豊富な知識経験」を挙げるなどやや漠然としている。ScottについてMayerは経営能力の高さを賞賛している。この提案は来る6月25日の定例株主総会で投票に付される。
候補者からのコメントを見ても、任命が承認されることに自信をもっているようだ。Yahooは今期好調な決算を報告している。投資家はYahooが大株主であるAlibabaの上場によってその株の価値がさらに上昇することを期待している。こうした追い風の状況であれば、Mayerが推薦する取締役が株主によって承認されるのは確実だろう。
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(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+)