Yelp、好調のQ2決算。売上8880万ドル、EPS 0.04ドルで黒字転換

今日(米国時間7/30)の株式市場終了後、Yelpは第2四半期の決算報告を発表した。売上は8879万ドル、1株当たり利益は0.04ドルだった。純利益は270万ドルで、前年同期の損失87万8000ドルから改善した。

投資家らの予測は、売上8632万ドル、1株当たり3セントの損失だった。同社の四半期売上は対前年比61%増だった。

2014年第1四半期、Yelpは売上7640万ドル、1株当たり4セントの損失を計上した。同社の株価は、通常取引で9%弱高値をつけた。予測を超える決算報告の後、時間外取引でさらに6%近く値上がりしている。

同社の第3四半期に向けての指針は強気で、売上を9800~9900万ドルの範囲と予測している。

投資家はこの結果に熱狂しているようだ。2014年上半期のYelpの売上は、2013年同時期より63%増えている。Yelp程度の年齢の会社にとって、これは急な売上増といえる。

参考までに、Yelpには現在6100万件のレビューが掲載されており、これは対前年比44%増だ。また、平均月間ユニークビジター数も、前年より27%増えたと同社は言っている。モバイルトラフィックはさらに増えた。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook


投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。