Yelp、Q3売上1.4億ドルで予測を超え、時間外で7%高

yelp-earnings1

今日の株式市場終了後、Yelpが第3四半期の決算を報告し、売上は1.436億ドル、非標準的基準による1株当たり利益は0.03ドルだった。

投資家らはYelpの売上を1.4142億ドルと予測していた。

人気オンラインレビューサービスの株価は、時間外取引で急騰し、現在7%以上の高値となっている。通常取引では4%近く下げていた。同社の決算報告は、少なくとも今のところ、会社のカンフル剤となっている。

対前年同期比で、Yelpの売上は約40%増加した。同社の四半期調整後利益は270万ドルで、これには非現金費用が一部含まれていない。標準的会計方法を使用すると、Yelpは第3四半期に810万ドル、1株当たり0.11ドルの損失を出した。

Yelpが急成長企業であることから、現在投資家は全部原価よりも、正味現金を重視して評価している。そのため、Yelpは利益を報告する際、同社の推奨する基準には株式ベース報酬のような非現金コストが含まれていない。

Yelpが今期、広告ベース以外の源泉から売上を立てられることを示したのは重要だ。報告書を引用する:「取引き売上は計1200万ドルで、2014年第3四半期は130万だった。主としてこれは2015年第1四半期にEat24を買収したことによる。

なかなかの金額差だ。地域広告はやや控え目な36%増で1.159億ドルだった。

今後につい、Yelpは第4四半期に向けて次のように期待している。

2015年第4四半期、売上は1.495億~1.545億ドルを見込んでおり、これは中間で見て2014年第4四半期から約38%の上昇だ。調整後EBITDAは200万~2400万の範囲と予測している。株式ベースの報酬は1600万~1700万ドルの見込みで、価値の下落と償却は売上の5~6%を予想している。

この売上予測が、現在のウォール街の第4四半期売上の予測、1.521億ドルを上回っているのは注目に値する。。

要約すれば、Yelpは売上で予測を超え、次期予測はアナリストの先を行き、新たな収入源の一つを劇的に拡大した。これは見事な組み合わせである。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。