コンピュートリソースをエンドユーザーの近くに置くAWS Local Zonesが2022年から新たに30以上立ち上げ

2021年のre:InventカンファレンスでAWSは、30を超える新しいAWS Local Zonesを世界の主要都市に立ち上げると発表した。これらの新しいAWS Local Zonesは、2022年以降、21カ国(アルゼンチン、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、チリ、コロンビア、チェコ共和国、デンマーク、フィンランド、ドイツ、ギリシア、インド、ケニア、オランダ、ノルウェー、フィリピン、ポーランド、ポルトガル、南アフリカ)で利用できるようになる。

なお、AWS Local ZonesはAWSのインフラストラクチャのデプロイのタイプで、エンドユーザーやオンプレミスのインストレーションへの、AWS上のアプリケーションのレイテンシーが一桁のミリ秒以下という厳しい要求に応じるために、コンピュートとストレージとその他の選ばれたサービスを顧客の至近に置く。

画像クレジット:AWS

AmazonのCTO、Werner Vogels(ワーナー・ヴォゲルス)氏は、会場で「ローカルゾーンを、ヨーロッパと南アメリカ、アフリカ、アジア、オーストラリアなど世界全体で国際的に拡張するという発表を申し上げることに、私自身、心から感動しています。私の故郷であるアムステルダムも含まれるのです」と述べた。

AWSによると、これらの新しい場所には米国の16のLocal Zonesが含まれ、これらを合わせて世界中のエンドユーザーに、同社の顧客がさらに低いレイテンシーを提供できるようにする。現在のLocal Zonesがある米国の都市はボストン、シカゴ、ダラス、デンバー、ヒューストン、カンサスシティ、ラスベガス、ロサンゼルス、マイアミ、ミネアポリス、ニューヨーク市、フィラデルフィア、ポートランドだ。

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(文:Aisha Malik、翻訳:Hiroshi Iwatani)

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TechCrunch Japan

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