先週、Googleは、パンダ 4.1をリリースした。このプロセスは、今週も継続されているが、SearchMetricsによると、早くも勝者と敗者が出始めているようだ。
パンダ 4.1で最も優遇されたのは、ニュース、コンテンツ、ダウンロードポータルの分野のサイトであった。一方、最も嫌われてしまったのは、ゲーム、歌詞、そして、一部の医療関連のコンテンツの分野に属するサイトだ。
例えば、medterms.comは、SEO ビジビリティの40%を失った(286,956から172,836へ)。パンダから過去に何度も攻撃を受けてきたehow.comもまた、大きなダメージを負った。また、身近なブランド、hallmark.comもパンダに嫌われてしまったようだ。office365.comやhubpages.com等の著名なサイトも被害を受けていたものの、新しいURLに移行しており、SEO ビジビリティが減少した理由が、パンダ 4.1とは関係がない可能性がある。
SearchMetricsの創設者、マーカス・トバーは次のように指摘している:
パンダ 4.1は、以前のアップデートと連動している。ゲームや歌詞のポータルサイト、そして、医療の問題やコンテンツに関連するウェブサイトが、特にネガティブな影響を受けていた — 要するに、(同じことを何度も繰り返すが)薄っぺらいコンテンツを持つページが、パンダの攻撃を受けている。独自の、適切なコンテンツを提供しないアグリゲーションサイトはパンダに狙われていると言える。
Googleにとって、現在、下位に沈んでいるサイト(つまり、アグリゲーションサイト)をユーザーに紹介するのは、理にかなっていないのだろう。この点は、パンダ 4.0で既に判明しており、4.1においても当てはまる。
パンダの最新版の詳細は、この記事で確認しよう。
この記事は、Search Engine Landに掲載された「Are Games & Lyrics Sites Google Panda 4.1′s Biggest Losers?」を翻訳した内容です。