先月Googleは、Chrome Web storeでStarsと呼ばれる新しいブックマークサービスを、無料のダウンロードとして黙ってローンチした。そして今日(米国時間11/19)同社は、その機能をGoogleのChromeブラウザに統合した。今日からChrome Betaのブラウザではブックマークのルック&フィールが新しくなり、もっと視覚的になり、検索が強化され、自動タグ付けによりユーザがブックマークを整理しやすくなる。
Web 2.0のころには、Deliciousのようなブックマーキングサービスがもてはやされ、ブラウザ上にブックマークを保存することは重視されなくなったが、でも、今でもそれは日常的に利用されている。モバイルの登場で、利用度は一層増したかもしれない。とくにChromeのようなブラウザ上に好きなサイトのブックマークを作ると、携帯やタブレットなど、そのほかのデバイスにもそれらをシンクできる。
Googleがブックマーキング機能をオーバーホールしていることは、5月に、あるデベロッパが”Google Stars”というエクステンションを見つけたことによってわかった。それはその後、テスト目的でChrome Web Store上で公開されたが、公式の発表はなかった。
アップデートされたインタフェイスで、ユーザはお気に入りのサイトをスターでき、ブックマークのフォルダを友だちや同僚と共有でき、ブックマークをいろんなフォルダに分類整理できる。また今度のリリースには、Chromeがユーザのブックマークを自動的に適切なカテゴリーに入れてくれる機能がある。これにより、手作業でブックマークを整理する手間が、相当省ける。また検索機能を使って、好きなサイトや便利なサイトをブックマーク中から簡単に見つけることもできる。
今Betaの上にあるこれらの機能がいつ正式安定版に来るのか、その日程は発表されていないが、今から数週間かけて徐々に展開する、とGoogleは言っている。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))