Leap Motionのジェスチャー方式コントローラーの発売まであと1ヵ月を切ったが、アプリサポートに関する情報は殆どない。わかっているのは同社がAirspaceアプリストアの品揃えに注力しているという事実だけだ。しかし今日(米国時間4/22)Leap MotionとGoogleは、Google Earth for Leap Motionテクノロジーを発表した。同機能はWindows、MacおよびLinuxのデスクトップ版Google Earth 7.1(本日公開)以降に内蔵される。
Leap Motionにとってこれは有難い初期ユーザーベースだ。Google EarthはGoogleの統計によると10億人以上がダウンロードしている。Googleのお墨付きは、同社のブランド、Chromeブラウザーを始めとする多様なソフトウェアを開発しているという事実、さらにはLeap Motionの潜在ユーザーに、その機能を試すための非常に現実的かつ自然で馴じみのあるアプリが提供されるという意味で極めて重要な意味をもつ。
しかも、その効果を知るために5月中旬まで待つ必要はない。1万人のデベロッパーがすでにLeap Motionコントローラーのハードウェアを持っている。Leap Motionはデベロッパーに対して、使用体験のYouTubeビデオをアップロードして、#LeapIntoというタグを付けるよう推奨している。ビデオは同社がその技術を見せるためにシェアするプレイリストに掲載される。
Leap Motionは、主要小売店やOEMとの提携など発売前からヒットを飛ばしている。中でもHewlet Packardが将来のノートパソコン等のデバイスに、3Dジェスチャーを内蔵させることに合意したニュースはとてつもなく大きい。しかし、こうした喧伝は同製品が発売時に高い期待をもって迎えられることを意味しており、Googleによる支持表明によってその期待はいっそう高まることになる。
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(翻訳:Nob Takahashi)