時代は変わる―ストレージの単価は下がり、帯域幅は広がる。アプリのサイズは大きくなる。
App Storeのローンチ以来初めてAppleは登録アプリとゲームのサイズの最大値を増加させた。
2008年kらずっとApps Storeの上限サイズは2GBだった。それより大きいアプリはiTunes Connectというデベロッパー・ツールで自動的にアップロードを拒否されるようになっていた。
しかし今日(米国時間2/12)、上限が4GBと一挙に2倍になった。
どういう理由かわからないが、Appleは依然として16GBのiPhoneを売っている。iOSが3-4GBを占めるとして、4GBのアプリなら最大3本しかインストールできないだろう。いやはや。
もうひとつの注意点だが、WiFiではなく携帯電話網を通じてアプリをダウンロードする場合の上限は100MBのままで変わらない。
もちろん、ほとんどのアプリは4GBものサイズを必要としない。FacebookやInstagramなどの多機能アプリでも数百MBがいいところだ。
しかしゲームとなると話は別だ。強力なCPUと大容量メモリのおかげで最新世代のiPhone/iPadはハイレゾのアニメーションや高度なBGMを処理できるようになった。そしてこうしたファイルは猛烈に場所を食う。
ゲーム・デベロッパーは、インストール後にリソースファイルをダウンロードさせるなど2GBの制限を回避しようとして苦労していたが、今後はそういう必要がなくなるだろう。
[原文へ]
(翻訳:滑川海彦@Facebook Google+)