Nomad Podは、Apple Watch用の賢い携帯バッテリー


Apple Watchはまだ発売されていないが、それでもこのウェアラブルの周辺機器エコシステムに食い込もうとするアクセサリーメーカーからの商品予告は止まらない。ChargeKey、NomadClip等、数多くのMFI認定電源アクセサリーを作っているNomadが、ポータブルバッテリーパックのPodと、Apple Watch用スタンド、Standで戦いに加わった。

2つのうちではNomad Pod の方がずっと興味深い ― Appleの来たるべきスマートウォッチのためのスタンドは、既にいくつも発表されている。Nomadのデザインは、1800 mAhのバックアップ用バッテリーを、アイスホッケーのパックよりやや小さなケースに組み入れ、上面にApple Watchの充電器に対応した特殊ポートを付けたもので、直接Apple Watchを充電することが可能で、他のケーブル類は不要だ。

ただし、同製品は複数のケーブルに対応している。新しいUSB-C入出力電源コネクターおよび旧型ケーブル用のUSB充電ポートだ。ケースのふたを外すとケーブル用リールが現れ、純製Apple Watch充電器の1メートルのケーブルを巻いて収納できる。

これは賢い回避策だ。Nomadは基本的に標準USBバッテリーパックを作り、出力ポートのついたケースで台座をカバーするだけで、ユーザーはケーブルが絡むこともなくコンセントも無しに(Apple発表に基づけば)最大4回Apple Watchをフル充電できる。

Nomadによると同社はAppleと話し合っていて、Apple Watch充電器の最終寸法が決まるのを待ってPodの量産に入るところだ。もちろん、既存のバッテリーパックを使っても同じ結果を得られるが、Nomadのデザインは省スペースのための創造性が光っている。発売は6月15日頃の予定で現在60ドルで予約受付中。カラーは3種類ある。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook