10ドルのUSB-Cケーブルとバッテリーパックで、新MacBookを充電してみた

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新MacBookの1つだけのUSB-Cポートは、ある程度の譲歩を強いると同時に、ある程度の万能性も与えてくれる ― 例えばサードパーティー製パワーバンクを使える可能性。そして、Monoprice USB-C to USB-A 2.0ケーブルのおかげで、それはごく簡単に実現する。しかもたったの10ドルで。

もちろん、10ドルというのは既にMacBookと外部電源パック、例えば私がテストしたLimefuel 18000 mAhを持っていることが前提だ。そして現在のMacBookの予想出荷時期と在庫状態を踏まえると、それは難しい注文かもしれない。しかし、もし、いつか必要な材料が揃った暁には、まるで魔法のように働く。

魔法のよう、ではあるが限定的でもある ― モバイルパワーバンクを、AppleがMacBookに同梱している29ワットのACアダプターと同じように使おうなどと考えてはいけない。なぜならMacBookが受け入れ可能な速度いっぱいに電力供給するようには作られていないからだ。

つまり、充電はACアダプターとつないだ時より遅く、バッテリーパックをつないだコンピューターをアクティブに使うと、充電より放電の方がむしろ早い ― それでも、MacBookがスリープ中や低電力状態の時にはちゃんと充電される。

私が使ったバックアップバッテリーの総電力容量は、MacBookの内蔵バッテリーが保持できる容量のおよそ2倍とされている。つまり、MacBookをフル充電した上でまだかなりのパワーを引き出せることになる。ただし、既存のポータブルパワーパックを使う限り、非常にゆっくりとしか充電されないことを受け入れなくてはならない。

例えば、私は電源オフの状態で30分間に約5%しか充電できなかった。それでもカンファレンス等で一日中MacBookを持ち歩かなくてはならない時には非常に役立つセッティングだ。

もっと高速で堅実な、MacBook専用に作られたソリューションがすぐに出てくる可能性は高いので、これは非常に強力な未来の製品が来るまでの斬定ソリューションとして適切と言えるだろう。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook