Andreessen Horowitzが支援するSkype出身者からなるスタートアップ、Teleportの信念は、労働者は自分に合った都市や国を自由に移動できるべきであること。
彼らはデジタルワーカーが、個人の生活習慣に合わせた住居や設備コストを引いた後の手取り賃金を最大にするためのツール群を徐々に提供してきた。
このたび同社は、世界中にチームが分散しているスタートアップをターゲットに、Flockという新しいツールを開発した。
コンセプトは決して複雑ではない。
チームメンバー全員の居住地を入力すると、顔を合わせてミーティングをするのに最も便利で費用のかからない場所を見つけてくれる。
Teleportは、設立当初からチームが分散している会社が今後増えていくことに賭けている。シリコンバレーのような地域の住居やオフィスの価格が上昇する中、ファウンダーらが全員そこにいる理由はなくなってくる。採用候補者の人的ネットワークや家族、コミュニティーが海外にある時はなおさらだ。
WordPressのように、システムおよび企業カルチャー全体を分散した遠隔チームで開発している古い会社もあるが、若い会社もそれに倣いつつある。2日前にDanny Crichtonが書いたコラムで紹介されていたRemoteYearとHacker Paradiseも、こうしたデジタル遊牧層の要求に答えるサービスだ。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)