代わりに荷物をスーツケースに詰めて郵送してくれるDuflは、旅行者必須のサービス


出張でも個人的な旅行でも一番面倒な部分は、スーツケースに荷物を詰めたり、取り出したりする作業だ。荷物をスーツケースに詰めるだけならまだしも、洗濯した綺麗な服を毎回準備するには、それなりの計画を立てる必要がある。

今日ローンチしたDuflは、そのような問題を全て解決する。

頻繁に旅行する人は、旅行に必要な洋服の準備や洗濯に多くの時間を無駄にしているということにDuflは着目した。旅行の間隔が狭いのならなおさらだ。Duflを使用すれば、旅行者はもう二度と旅行に持って行った洋服を洗濯したり、詰めたりする必要がない。

Duflのサービスの流れは以下の通りだ。

興味のあるユーザーはDuflのアプリをダウンロードして登録する。しばらくすると、Duflのブランド名が入ったスーツケースがユーザーの元に届く。ユーザーはいつも旅行に持っていく洋服をスーツケースに詰め、それが終わったら、Duflと提携しているFedExがスーツケースを回収しにくる。Duflは洋服の写真を美しく撮影し、フォーシーズンホテルの清掃員のように洋服を整えて、スーツケースに戻す。

このようにして仮想クローゼットが完成したら、ユーザーは旅行の予定を入れることができる。Duflのアプリに目的地と滞在先のホテルを入力し、仮想クローゼットから荷物を詰める。旅行先に持っていく洋服をアプリで選択するということだ。

Duflは、ユーザーより早くスーツケースがホテルに届くことを保証する。旅行が終われば、FedExが荷物を回収しに来て、Duflの中央保管場所へと届ける。

Duflは洋服を洗濯、あるいはドライクリーニングを行い、仮想クローゼットに戻す。ユーザーは旅行から帰っても洗濯をする必要がないし、スーツケースを連れて歩く必要もない。

月10ドルで仮想クローゼットに洋服を保管でき、一回の旅行は毎回100ドルの定額設定だ。その料金には、目的地までの配送と回収、そして洋服のクリーニングと収納まで全て含まれている。

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Duflによると、ユーザーはいつでも無料で仮想クローゼットの洋服を入れ替えることができるそうだ。そしてFedExとのパートナーシップのおかげで、前日の夜までに伝えれば、荷物を次の日に届けられる。ただ、飛行機に乗っていた時と家に帰る時とでは同じ洋服を着ていないだろうから、Duflのクローゼットの中身は、自然と一回づつ入れ替わっているだろう。

Duflは、合計250万ドルをシードラウンドで調達していて、約100名のユーザーとベータ版を運用していた。これからアメリカ全土で利用できるようにし、直に海外にも進出する予定だ。

Duflのウェブサイトはここからチェックできる。

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(翻訳:Nozomi Okuma /Website/ twitter