確かに納得できる理由ではありますが、そもそも今回のアルゴリズムが考慮していない要素も幾つかあります。今回の記事もGary Illyes氏の発言を元にした内容ですが、モバイルフレンドリーアルゴリズムの改良を示唆している内容となっています。– SEO Japan
*リンク先は全て英語のサイトになっています。
先日、GoogleのGary Illyes氏が、モバイルフレンドリー・アルゴリズムのロールアウトは完了しているという報告をしたが、別の内容についてTwitterで報告している。
モバイルフレンドリーのサイトに訪問したが、そのサイトの読み込み時間が非常に長い場合があり、そういった場合は、非常に強いストレスを感じてしまう。Googleはモバイルでの検索順位を決定する際、デスクトップ検索で用いられるシグナルの多くを使用しているが、これらのシグナルはデスクトップページの読み込み時間を対象にしており、モバイルページの読み込みスピードは対象としていない。
Gary Illyes氏のTwitterで、「現在のところ発表すべきことは何もないが、あなたが思う通り、Googleがモバイルフレンドリー・アルゴリズムの改良を中止する理由はどこにもない」、と発言している。数カ月前にもこのサイトで報じたが、Googleはモバイルの検索結果に、読み込み速度が遅いサイトに”Slow”と記載されたラベルを表示するテストを行っていた。つまり、Googleはモバイルサイトの読み込み速度を判断するテストを行っているということだ。しかし、モバイルフレンドリー・アルゴリズム全体に組み込むにはまだ時間がかかるだろう。
読み込み速度やモバイルページのコンテンツなど、こうしたモバイルに特化した要素をGoogleが検索順位の決定要素として組み込まないことが続けば、それは非常に驚くべきことではないだろうか?
@brysonmeunier @googlewmc we have nothing to announce, but if you think about it, there's no reason for us to stop improving our MF algos.
— Gary Illyes (@methode) 2015, 5月 6
*上記画像の内容
「こちらのアンケートによると、多くのユーザーが、読み込み速度が遅いサイトに最もストレスを感じているようだ。これに対してのアップデートが行われるのかな?」
「現在のところ発表すべきことは何もないが、あなたが思う通り、Googleがモバイルフレンドリー・アルゴリズムの改良を中止する理由はどこにもない。」
この件に関するTwitterでのやり取りはこちら。
この記事は、Search Engine Landに掲載された「Google: We Will Improve Our Mobile Friendly Algorithm & Add Mobile Page Speed」を翻訳した内容です。