Apple Watchはまだ非常に若く、2ヵ月前に公式デビューしたばかりだが、最新報道によると、次期バージョンのApple Watchは内蔵カメラを使ったFaceTimeビデオが可能になるほか、WatchがiPhoneから離れていても利用できる機能が増えるかもしれない。
Appleの将来予測に関して定評のある9to5MacのMark Gurmanは、同社の製品計画によると次世代Apple Watchの前面パネルにはカメラモジュールが埋め込まれると言う。さらにAppleは、WatchがペアリングしたPhoneから離れている時でも利用できる機能を増やし、例えばiMessage等の基本的コミュニケーションを可能にするだろうと彼は言う。Wi-Fiホットスポットの三角測量技術を使って、紛失したり盗難にあった時に「Watchを探す」こともできるようになる。
Apple Watchのバッテリー寿命は次世代でもほぼ変わらず、夜間の充電が必要になるとされている。近い将来これが不要になる可能性は小さい ― Appleは上に挙げたような新機能の追加や、watchOS 2で可能になるサードパーティー製ネイティブアプリ等のサポートを優先し、バッテリー寿命を2日以上に延ばす努力はその後になりそうだ。消費者の期待は落ち着いてきており、それを維持することで誰も失望させずにより多くのことを実現できるだろう。
もう一つ興味深い情報が書かれていた。Appleは、約1000ドルの “Watch” 最上位モデルと、1万ドルから始まるEditionモデルの中間価格帯の顧客を狙ったモデルの投入を検討しているらしい。そうなればApple Watchは同社にとって最もバリエーションの多い製品ラインとなるが、製造や部品供給に大きな変更を伴うことなく機会が得られるなら、Appleにとって追究する意味がある。
もちろんこの次世代Apple Watchは、Appleのデザイン過程において大幅に変更される可能性があり、2016年まで発売されることはないだろうが、初期モデルがまだまだ新しいことを考えれば当然だ。
本誌はAppleに連絡を取っており、何か情報が入り次第続報する予定だ。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)