Google Mapsで仮想スカイダイビングを体験しよう: Google I/OのChromeデモより

今年のGoogle I/Oで、けっこうおもしろかったのが、仮想スカイダイビングないし“スカイダイビングのシミュレーション”だ。8台のコンピュータの上でChromeが動いていて、それをASUSのXtion ProというKinectふうのモーションセンサーが制御する。この“Maps Dive”〔仮訳: “Google Mapsでダイビング”〕と名付けた実験は、ポートランドのデジタルエージェンシーInstrumentの作品だ。

デベロッパのBen Purdyの説明では、これはChromeで何ができるか、ということのデモとして作られた。ご覧のように、最新のゲーム用高級機ではなく、そこらの安価なマシンの上でLinuxと、Webデベロッパなら誰もが知っているコード…Chromeブラウザ…を動かすだけで、マルチディスプレイ上の見事なレンダリングができるのだ。

Maps Diveから得られる体験は、本物のKinectゲーム並に精密で、感度〜反応もよい。Purdyによるとこれは、誰もが持ってるようなコンピュータで今はこれだけのことができる、ということを示す、初期的な例にすぎない。モバイルデバイスについても、同じことが言える。Web技術とChromeの現時点の到達点を見るかぎり、これからは低価格のChromebookやAndroidタブレットでも、すごい表現が可能だ、ということ。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))