YC出身のMagic Busは、シリコンバレーの都市間通勤を楽にする

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Magic Busは、Y Combinator出身の新しいスタートアップで、ハイウェイ101を走るベイエリア通勤者たちのノロノロ、超退屈な運転に終りを告げ、サンフランシスコ全域からサニーベールまで、WiFi装備の定期運行民間バスで彼らを運ぼうとしている。

ベイエリアでの相乗りを目的とするスタートアップはいくつもある ― Chariot、Shuddle、さらにはUberとLyftもやっているが、共同ファウンダーのChris Upjonは、Magic Busには独自の特徴があると信じている。市内の移動ではなく、この会社は都市間の乗車を提供する。

「つまりわれわれは長い距離を運転する人たちを運ぶ」とUpjohnが私に電話で話した。

例えば、パシフィックハイツからレッドウッドシティーのオフィスまで毎日通う人がいたとする。「まずバスでCaltrainの駅へ行き、レッドウッドシティーまでCaltrainに乗り、そこからバスに乗る。つまり、複数の交通機関を乗り継ぐ非常に苦痛な通勤だ」とUnjohnは言う。

Magic Bus commuters taking an early morning ride.

Magic Bus commuters taking an early morning ride.

Lyft LineやUber Poolは、市内地域で公共交通機関に代わる移動手段を提供しているが、現時点で別の都市へ通勤する人々には対応していない。しかしMagic Busでは、乗客は乗車時刻を計画し、同じ方向の乗客と一緒に、乗り換えなしでベイエリアの様々な公共交通機関を乗り継ぐより短い時間で移動できる。

Upjohnは、似たようなシステムを友人の大学生のために作ったが、彼自身がサンフランシスコからメンロパークの金融機関まで通勤する苦痛から、Magic Busのアイデアを思いついた。

「それは長い間私を悩ませてきた問題だった。なぜ今でも一人だけで職場まで運転しているのか? ばかげていると思った」とUpjohnは言った。

Magic Busは始まったばかりのサービスたが、Upjohnによると、既に「数千人」が利用登録しており、このプラットフォームがスマート都市群をめぐる大きな動きの一翼を担うと考えている。

「未来のスマート都市に貢献するためには、今の渋滞を緩和する必要がある」とUphohnは言う。「みんなが車を持つ必要をなくし、通勤にはMagic Busを、市内ではUberやLyft等のサービスを利用するようにしたい」

Upjohnは、将来の相乗りサービスとの提携については話さなかったが、「そのビジョンは追求する」と言った。

ベイエリアの通勤にMagic Busを使ってみたい人は、Magicbus.ioでベータテストに参加できる。TechCrunch読者は、プロモーションコードに”TCridesfree”と入れれば初回乗車が無料になる。

[原文へ]

(翻訳:Nob Takahashi / facebook

投稿者:

TechCrunch Japan

TechCrunchは2005年にシリコンバレーでスタートし、スタートアップ企業の紹介やインターネットの新しいプロダクトのレビュー、そして業界の重要なニュースを扱うテクノロジーメディアとして成長してきました。現在、米国を始め、欧州、アジア地域のテクノロジー業界の話題をカバーしています。そして、米国では2010年9月に世界的なオンラインメディア企業のAOLの傘下となりその運営が続けられています。 日本では2006年6月から翻訳版となるTechCrunch Japanが産声を上げてスタートしています。その後、日本でのオリジナル記事の投稿やイベントなどを開催しています。なお、TechCrunch Japanも2011年4月1日より米国と同様に米AOLの日本法人AOLオンライン・ジャパンにより運営されています。