正直なところ、スマートフォンは祝福であると同時に呪いである。そのつやつやしたガラスの向こうは興奮の世界でいっぱいだ。友達全員が、インターネットのすべてが、そして子猫のビデオまでも。もしあなたが、仕事に集中できなかったり、スマホを遠ざける自己管理能力に欠けているなら、Flipdが助けてくれる。今日(米国時間3/31)、Android版から1年遅れて、新たにiOS版が公開された。
誰もが経験することだ…。一仕事するために席に着くと、電話が鳴り、気がつくと40分後。まだ一文字も書いておらず、編集者は怒り狂う。違う?だったら私だけ?〈ごめん、Panzarino〉。
話を戻そう。気が散ることだ。
すぐ気が散ってしまう人にとって、Flipdは生涯の友になだろう。2つのモードがあり、ゲーム性のある「カジュアルロック」では、一定時間スマホを離れて集中することにチャレンジさせられる。ポモドーロ・テクニックと似てなくもない。
チャレンジで足りるだけのセルフコントロールができない人には「フルロック」モードがあり、少々準備が必要だが、スマホをロックしてアプリを隠してしまう。一部の基本機能(電話、SMS等)は使えるが、タイマーが切れるまでソーシャルメディアの介入はなくなる。
良さそうなアイデアではあるが、正直に言わねばなるまい。モバイルデバイス管理プロフィールをインストールして、どこかのサードパーティーアプリに、アプリを隠す能力を与える?私にはどうにも居心地が悪く感じるのだが、もしあなたが壊滅的なスマホ中毒に陥っているなら、これが唯一の解決方法なのかもしれない。
このアプリはAndroid版が1年近く前から公開されており、驚くほど成功している。Flipdによると、同アプリのユーザーは延べ900万時間以上を節約したという ― 計15年以上にあたる。
今回はiOS集団の番だ。アプリはフリーミアムモデルを採用している。無料でインストールして使用できるが、一部の機能は月額0.99ドルまたは年間6.99ドルの購読料を払うまでロックされている。
まだよくわからないって?下のビデオをご覧あれ。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)