新しいもの好きなので、ハードルが低くなっていることはあるだろう。しかしこの予告編映画を人工知能が作り出したときくと、いろいろな意味でぞっとさせられる。予告編制作の対象となったのが、人工生命体を扱う映画であるのも「ぴったり」の感じだ。映画はまもなく公開されるSFスリラーの「モーガン」(Morgan)だ。創造者に反抗するAIを描いた映画の予告編を、AIが生み出すというのも興味深い。
Watsonも我々とともにあり!
ちなみにWatsonは、ホラー映画の予告編100本を分析して、ビジュアルおよびオーディオ的な特徴を見つけ出したのだそうだ。そして今回の予告編ムービーに結実させたというわけだ。背景に流れる音楽や、セリフのトーンに着目して、映画全体から予告編にふさわしいシーンを抜き出して制作したのだとのこと。
ともかく、人工知能によって制作された映画よりも、はるかにレベルの高い作品に仕上がっているように思う。
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(翻訳:Maeda, H)