カリフォルニア州陸運局(DMV)は、Uberに対してサンフランシスコでの自動運転車パイロットテストを中止するよう通知したが、Uberはこれを無視して運行を続行した。このほどカリフォルニア州司法省がこの件を追及し、DMVの要求を後押しする司法長官命令を発行した。
DMVはUberへの当初の要求の中で、テストを中止し、自動運転車のテストを行っている他の20社と同様に州当局の許可を得る義務があることを通知していた。しかし今回のレターでは、Uberが〈直ちに〉(強調は原文)テスト車を公道から引き上げ、適切な許可を得てから自動運転車の使用を再開するよう求めている。
Uberがこうした要求に答えなかった場合、「州司法長官は差し止めを含め相応の措置をとる」ことが、司法副長官のMiguel A. Neri および Fiel D. Tignoが署名したレターに書かれている。
Uberは依然として自社の車両は真の無人ではなく、したがって許可は不要であるとの立場を続けているが、だとすれば同社が自動運転技術の向上をメディアに訴えてき続けることは難しくなる。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook)