SpaceXがドローン船を使ったFalcon 9ロケットの回収に成功

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SpaceXは土曜日に行われたFalcon 9の打ち上げで、ロケットの1段目を回収することに成功した。これで今までに回収したロケットの数は7台になったほか、「Just Read The Instructions」と名付けられたドローン船でのロケット回収は今回が初だった。回収の様子はロケットに取り付けられたカメラにも収められており、着陸までのプロセス全体を映像で見ることができる。

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SpaceXが初めてドローン船を利用して、洋上でFalcon 9の一段目を回収したのは昨年4月8日のことだった。そして最後にドローン船での回収を行ったのが同年8月で、その後9月1日に件の爆発事故が起きた。これまで5度の回収を成功させた無人で航行するドローン船は、海の状況にあわせて動き、ロケットとやりとりをしながら着陸場所まで向かうようになっている。

宇宙飛行のコスト削減というSpaceXのミッションにおいて、ロケットの回収は大きな鍵を握っており、最終的にはこれが人間の惑星への移住というもっと大きなゴールに繋がると考えられている。現在SpaceXは打ち上げ一回あたりにかかる料金を約6000万ドルに設定しており、これは同じように商業宇宙飛行を行っている他社の水準と比べるとかなり低いが、その結果SpaceXのマージンもかなり薄い。

回収したFalcon 9の一段目を複数のミッションで利用できれば、宇宙に何かを送り届ける度に全く新しいロケットをつくる必要がなくなるので、SpaceXの利益が大幅に増えることになる。同社はまだ回収済みのFalcon 9の一段目を再利用していないが、回収プロセスの効果を最大化するために機体の調査は行っている。そして本日SpaceXは、”近いうちに”回収したロケットを使った初めてのミッションを行う予定だと語った。

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(翻訳:Atsushi Yukutake/ Twitter