今日(米国時間1/26)の決算報告でGoogleのCEO Sundar Pichaiが、同社の生産性ツールG Suiteの採用数がまた新たな節目を迎えたことを発表した。彼によると、“G Suiteは前四半期に顧客数における大きな節目を達成し、今や300万あまりの有料企業ユーザーがG Suiteを使って、クラウド上でスマートでセキュアなコラボレーションを行っている”、ということだ。
この前Googleが同様のマイルストーンを発表したのは2015年11月で、そのときは、名前がまだGoogle Apps for Workだったこのサービスの有料ユーザー数は200万社とされた。
PichaiによるとG Suiteが企業ユーザーに人気があるのは、同プラットホームのセキュリティがきわめて厳格であるためだ、という。またG Suiteの(そしてGoogle Cloud Platformの)パートナー事業も、継続的に拡張されている。“弊社の顧客とパートナーは、Google Cloudのプロダクト展開が迅速なことと、ニーズや要望に対する応答性の良さを高く評価している”、と彼は付言した。
今のGoogleは公然と、企業顧客拡大努力を繰り広げている。対象は生産性ツールG Suiteとクラウドコンピューティングプラットホームの両方だ。昨年9月のHorizonイベントで同社は、同社のクラウドインフラストラクチャと生産性ツールを一体的にみなして、その全体をGoogle Cloudと呼んでいた。