社員がG Suiteと併用してもよいサードパーティアプリケーションをアドミンが管理できるようになる

GoogleがITアドミンのために今日(米国時間7/6)ローンチする新しい機能により、社員たちはG Suiteの生産性ツールと、そのほかのサードパーティアプリケーションを容易に併用できるようになる。

似たようなサービスとしてGoogleは、OAuthのプロトコルを使って、サードパーティのアプリケーション(メール、カレンダーなど)にユーザーの会社のデータへのアクセスを許している。Googleは、自身のサービスからのデータの遺漏を防ぐためにツールをたくさん提供しているが、サードパーティのサービスにはその保証がなく、ITアドミンたちを不安にさせていた。今回ローンチしたホワイトリスティング機能*によりアドミンは、会社のデータにアクセスしてもよいサードパーティアプリケーションを限定できるようになる。〔*: ホワイトリスト、ブラックリストの逆で、良いもの、OKなもののリスト。〕

これを一度セットアップすると、ユーザーは簡単にOAuthによる認証ができるようになり、前と同じようにG Suiteのデータへのアクセスを認可できる。そしてITの人たちは、認可したアプリケーションだけがデータにアクセスできる、と知っているので、枕を高くして寝ることができる。このツールを使ってアドミンは、Gmail, Drive, Calendar, ContactsなどのAPIへのアクセスも管理できる。

この新しい機能はG Suiteの既存のセキュリティツールを補完するもので、たとえば Data Loss Prevention(DLP)ツールはGoogle DriveやGmailのデータを保護し、社員の送信メールや共有ファイルに社会保障番号や運転免許証番号などがないことを確認する。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))

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TechCrunch Japan

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