弊社が作ったランディングページの中でも
結果が出なかったランディングページというものが
少なからずあります。
もちろん、トライ&エラーを繰り返し
売れるように改善していくので最終的には売れるようになるのですが、
売れるようになるまで待てなかった案件や
そのままお蔵入りしてしまったランディングページというものがあるのです。
本日はその一つをご紹介しましょう。
その一つがコレです。
(なぜ、問い合わせがこのLPで獲得できないか考えながらご覧くださいね。)
これは、LPOコンサルティングを運営しているリスティングプラスで
作ったランディングページ制作を受注するランディングページです。
当時、ランディングページ制作担当として入社したばかりの
スタッフが作ったものなのですが、
ランディングページに必ず盛り込まなければいけない要素が抜けている事に
気が付くでしょうか?
盛り込むべき要素として今までの記事でも
フューチャーペイシング
や
イメージ出来る写真
や
今すぐ買う理由づけ
などを紹介してきました。
ですが、もっと根本的な内容がこのランディングページは抜けています。
主にアクセス元となっていたキーワードは
「ランディングページ制作」「ランディングページ代行」などのキーワードですね。
最も購買意欲が高いと思われるキーワードに5万以上の広告費を使って
1件も問い合わせを獲得できなかったという経緯があります。
何が抜けているのでしょうか?
ちょっと考えてみてください。
リスティングプラスのLPO研修でも題材に上がったのですが、
色々な声が出ました。
例えば、
「すごい実績とか言って、実績が普通」
「クローズドサービスって何のクローズドかわからない」
「鷲見さんの顔なんて出してもわからないのでは?」
「価格が高いからじゃないか?問い合わせとかにしたら?」
「イメージ出来る画像やイラストが少ないからじゃないか?」
などなどですね。
まぁどれも正解でしょう。
しかし、もっと根本的な要素が抜け落ちています。
それは、、、
「わかり易さ」です。
いかがでしょうか?
ランディングページを見ている見込み客は、あなたのビジネスを知らない素人です。
わかり易いということが最も必要な要素なのです。
このランディングページをもう一度見てみてください。
ランディングページのヘッドコピーから
CVR平均改善率2.12倍や
攻めるべき市場、アクセス心理まで考えて作る。
など、その業界にいる人しかわからない表現がたくさんあります。
それ以外にも”クローズドサービス”や”ランディングページの切り口”などの
自社内でしか使わない表現も多様されていますね。
難しすぎるわけです。
このように専門用語や、業界でしか使わない表現を多用されてしまっている
ランディングページというものは多いです。
特に商品自体にUSPが多いようなものを売るランディングページでは
成分の説明や、機能の説明など
初めて見る人や、知識のない人が見ても意味や価値がわからない状態ですね。
ランディングページを作る上で、
USPを盛り込んだり、競合との差別化は重要な要素です。
しかし、それを意識するあまり
内容が難しくなってしまいユーザーにとってわかりにくいランディングページに
なってしまっては意味がないのです。
最優先に意識しなければならないポイントは
わかり易く、メッセージが簡潔であるということ。
これを忘れないようにしてくださいね。
ちなみに、
このランディングページですが、仕事が落ち着いてきたので
やっと改修というか作り直しに入れるようになったところです。
簡潔さとUSPの両方を両立したランディングページに作り変えるので
出来次第また紹介しますね。
それではまた次回!