様々なテクノロジー企業の黒人社員グループが集まると、ブラックマジックが起きる。正確には、黒人の優秀さを讃える「ブラックエクセレンス」活動だ。
Coalition of Black Excellence Week(CBE)[ブラックエクセレンス連合週間]は、Uberの訴訟担当弁護士、Angela Johnson が、Facebook、Google、Ebay、Lyft、Microsoftを始めとするIT企業40社以上の黒人社員グループと協力して推進している。月曜日(米国時間2/19)にサンフランシスコで活動を開始する。
CBE週間のアイデアはJohnsonがワシントンDCで生活する中での体験に基づいており、連邦黒人幹部会が主催するイベントにも参加できる、と今週Uber本社で彼女が話した。
「ベイエリアに移ったとき、IT分野にも同じような体験の場があればいいと強く思った」とJohnsonは言った。「そのために様々な企業の黒人社員グループや多様性・一体性委員会、さらに黒人コミュニティーが熱心に取り組む問題に興味のある人々が集まれば、プラスの変化や影響を数多く与えられると思った」
CBE週間は、黒人の優秀さを広く訴え、有色人種コミュニティーづくりを推進し、各種の非営利団体を支援するために14種類のイベントが開催される。Zendeskの有色人種社員グループが主催する、Wise and Woke: Wellness for the Black Community、Twilioによる映画『ドリーム』(Hidden Figures)の鑑賞会、 Googleで行われるSuperPhoneのファウンダー、Ryan Leslieとの討論会、オークランドで行われるBlack Joy Paradeなどだ。
有料イベントについて、各企業は収益の一部を非営利団体のBUILD、Oakland Digital、Level Playing Field Instituite、Yes We Codeなどに寄付することを約束している。
Uberの黒人社員コミュニティーであるUber Hueが主催するCodeBlack Tech Galaというイベントは、黒人コミュニティーで活躍するリーダーであるBlavityの共同ファウンダー・CEO Morgan DeBaunや、500 Startupsのパートナー、Monique Woodardらの業績を讃えている。イベント週間が終了したら来年に向けて突き進む予定だとJohnsonは言った。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook )