本日(米国時間4/12)Uber CEOのDara Khosrowshahiは、不安が高まっている乗客の安全に配慮したアプリの新機能を発表した。追加機能の大半は、アプリのホームにあるSafety Centerの中にある。
このセクションには、同社がドライバーをスクリーニングするプロセスや、警察当局との協力関係、および保険ポリシーに関する会社の方針が数多く書かれている。乗客がアプリ内から911オペレーターを直接呼び出すための専用ボタンも新たに加わった
緊急機能は、移動中の車の位置をリアルタイムで表示することも可能で乗客は緊急電話対応オペレーターとその情報を共有できる。Khosrowshahiは、近い将来ドライバー用アプリにも同様の機能を導入すると言っている。
またコロラド州デンバーでは、911に位置情報を自動的に送るしくみを持つ緊急電話スタートアップのRapidSOSと組んでパイロットテストを行う予定だ。National Emergency Number Associationとも提携しており、こちらは緊急通報のルーティングを改善する目的でやや長期的な効果を期待している。
“Share My Ride” 機能も改訂され、乗客は最大5人の連絡先に自分の乗車情報を送り、到着予定を通知できるようになった。夜間の乗車に限ってこの機能を有効にするオプションもある。
Khosrowshahiは、ドライバーの適正審査手続きを強化することも約束した。「これまでUberは、身元調査のやりなおしを要求された地区でのみ実施していた。今後は、法的義務の有無にかかわらず犯罪および事故歴を毎年再調査していく。」
またUberは、ドライバーが犯罪に巻き込まれた際、会社に通知するための新システムを活用していく。
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(翻訳:Nob Takahashi / facebook )