Kubernetesのコンテナエコシステムのための継続的インテグレーションとデリバリーのプラットホームCodefreshが今日(米国時間6/27)、MicrosoftのベンチャーファンドM12がリードするシリーズBのラウンドで800万ドルを調達したことを発表した。Viola Ventures, Hillsven, そしてCEIFがこのラウンドに参加し、これで同社の調達総額は1510万ドルになった。
このところ、CI/CDプラットホームは毎日どこかで生まれているようだが、CodefreshはKubernetesへの特化で自己を差別化している。Kubernetesは今や必須かつデファクトスタンダードのコンテナオーケストレーションサービスで、その採用は急速に増えている。Codefreshがやることは、Kubernetesへのアプリケーションのデプロイを助けることによって、“開発時間を最大で24倍はやくする”ことだ。それはあまりにも楽観的な数字だが、Kubernetesを使うアプリケーションの開発にCI/CDが加われば、開発とデプロイの工程がスピードアップすることは確かだろう。
Codefreshの協同ファウンダーでCEOのRaziel Tabibは語る: “Kubernetesの採用が急激に増えているから、ツールチェーンがそれに対応していない。M12は、そのことをよく知っている。今回得られた資金により、弊社のロードマップを加速し、顧客ベースを拡大したい”。
Codefreshのプラットホームがデビューしたのは2017年で、同社によると現在のユーザーは約2万社だ。その中には、Giphyなどもいる。