Chrome 29がリリース: Android用はWebRTCをサポート, デスクトップはサイト提案を改良

ふつうどおりのアップデートサイクルとしてGoogleは今日(米国時間8/20)、同社のChromeブラウザのバージョン29をリリースした(Mac, Windows, Linux, Chrome Frame)。サプライズは何もないが、安定版のアップデートによくあることとして、小さなアップデートがいくつかある。まずデスクトップでは、URL入力と検索入力を兼用するChrome独特のOmniboxが、ユーザが最近訪れたサイトも参考にして提案をするようになった。

Omniboxのこの新しいアルゴリズムについてGoogleは、“よりタイムリーでそのときの状況によく合った提案ができる”、と言っている。

Macのユーザは、Chrome 29 for Macが、Chromeバージョン28からの<リッチ通知>機能をやっとサポートしたと聞いて嬉しいだろう。“これからはあなたのアプリケーションやエクステンションで起きていることがすぐに分かるようになります”、という次第だ。

デスクトップのもう一つの新機能は、ブラウザの設定を数クリックでリセットできることだ。楽しいエクステンションをたくさん導入しすぎたときの掃除などによい、という。リセットするとブックマークやテーマやアプリケーションはそのままだが、エクステンションはすべて削除される。

今回のアップデートで、ChromeのAPIも新たに増えた。その多くは、今年初めにベータチャネルで紹介されていたものだ。

WebRTCがAndroidに

Chrome 29 のいちばん重要なアップデートは、AndroidバージョンがWebRTCをサポートしたことだろう。プラグイン不要でビデオやオーディオの高速伝送を可能にする、今や人気者の機能だ。これでデベロッパにとっては、モバイルのWebRTCがいわば標準機能になるから、その採用も短期間で広まるだろう。なお、GoogleがWebRTCで実装したビデオチャットアプリケーションの例がここにある。

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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))


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TechCrunch Japan

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