Google Search(Googleの検索サービス)にささやかだけどクールなアップデートが加わった。Googleの検索で言葉の辞書上の定義を知りたいときは、“define xxxx”のようなクェリを入力するが*、今回のアップデートでその結果の情報量がとても増えた。今回のアップデートの目的は、Googleによると、“言葉の単なる定義以上の情報を提供すること”、だそうだ。〔*: 日本語のクェリでは、“xxxx 定義”でもよいが、Googleがリコメンドするのは“xxxxとは”。〕
最近の辞書ボックスには、その言葉を含むセンテンスの例や、シノニム(同義語)などがある。ときには、語源(フローチャートやテキストを使用)やその言葉の利用頻度の変遷なども知ることができる。利用データは同社の Ngram Viewer for Google Booksから得ている。
辞書ボックスには翻訳機能もあり、60か国語に対応している。ただし、文例は翻訳してくれない。
クェリは今でも手書き入力する人が圧倒的に多いと思うが、音声で“What’s the definition of fortuitous?”とか“What are synonyms for fortuitous?”のようにクェリしてもよい。結果も、音声で出る。
前と同じく、マイクロフォンボタンをタップすると、その単語の発音が聴ける。
これらの新しい辞書定義機能は、デスクトップとモバイルで利用できる。最初は例によって合衆国とイギリスだけだが、そのほかの国と言語に関しては提供開始の明確なスケジュールがまだないようだ。
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(翻訳:iwatani(a.k.a. hiwa))