マイクロソフトの次期CEOが賭け屋の対象に(マリッサ・メイヤーの賭け率は33倍)

英国の賭事サービスが、Microsoftの近々空席になるCEOの候補者リストを発表し、投票を募っている。これは半分本気、半分ふざけたリストだ。MicrosoftのCOO、Kevin TurnerがCEOに? あるかもしれない。AppleのCEO、Tim CookがMicrosoftの新しいボス? たぶんないだろう。

しかし、Turnerの賭け率が6倍なのに対して、Cookは100倍の大穴なので、そこを考えて賭けること。

賭事グループ、Ladbrokesの考えによると、Steven SinofskyがMicrosoftに帰ってくるかもしれず(賭け率8倍)、Stephen ElopがNokiaを辞めて古巣を率いる可能性もある(33倍)。あるいはMarissa Mayerがビッグ・レドモンドのためにYahooを捨てるか(33倍)、Jack Dorseyが、彼自身恐らく何年もその製品を使っていないであろう会社のトップになるのか(40倍)。

そう、Bill GatesがMicrosoftの最高責任者となって戻ってくるのに賭けることもできるが、賭け率は50倍で、これはLadbrokerの連中が全くのバカではないことを示す、かなりまともな兆候だ。しかし、彼らは “Cheryl Sandberg”[ママ]を賭け率40倍でリストに載せているので、事情に精通しているとも考え難い。

CNETは冗談半分に、「賭け屋のアルゴリズムは第一バイオリンのストラディバリウスより正確にチューニングされている」と解説しているのが笑える。この賭け屋は支払うことがないとわかっている候補を何人か載せているからだ。どうせならCookを1000倍にすれば、それでも平均的顧客にとっては間違いなくマイナス期待値の賭けになるだろう。

最近ここTechCrunchでは、Ballmerビンゴを開催されたが、GoogleのVic Gundotraも候補に入っていたことをお伝えしておく。Lndbrokesは、もしそれが起これば25倍を支払うことになっている。

実際のところ、まともな候補者リストはまだリークしていない。おそらくMicrosoftの次期CEO選びプロセスは、まだ初期段階にあるのだろう。誰になるのか? 私やあなたでないことはわかっている。候補者 ― Microsoft規模のテクノロジー会社を経営するのに十分な経験とカリスマ性を持つ人物 ― の数は少ないが皆無ではない。今のところ、現Windows責任者のTerry Myersonが賭け率12倍でリードしている。

トップ画像提供:Aanjhan Ranganathan

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(翻訳:Nob Takahashi)


投稿者:

TechCrunch Japan

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