むむむ、これは一体なんだ? 多産系のスマートフォン情報リーク屋EVLeaksによれば、これはSamsung Galaxy S10だそうだ。もしそうだとしたら、2か月後のMobile World Congressで披露されるはずのそれの、初めてのリーク写真だ。
アイコンがすべてぼかされているし、トリミングもへたで、非常に雑な写真だ。ソースを隠そうとしたのか? でもスマートフォンの前面の撮り方としてはまともだし、1か月も経てばこれの別バージョンが世の中にどっと出てくるだろう。
ここでいちばんおもしろいものは、イコール、いちばん意外でないものだ。前の世代(S9)でノッチを避けたSamsungは今回それを完全に跳び越えて、本誌が2019年に大流行すると予言した‘穴あけ方式’(hole-punch)のデザインをカメラに採用した。とくに目立つのは、Huaweiがすでに昨年、Samsungに先駆けて同社のNova 4にhole-punchを採用したことだ。
EVが上のツイートで言っている“Beyond 1”は、このフラグシップ機の仮称だ。“Beyond 2”がS10 Plus, “Beyond 0”がiPhone XRのような低価格機だろう。
このリーク写真のもうひとつの注目箇所は、どうやらワイヤレス充電に対応し、そしてSamsungのウェアラブルとの互換性がありそうなことだ。これもまた、Huaweiの最新機Mate 20 Proへの追随だろう。